人工授精を繰り返しても妊娠できない・・・その原因は◯◯!!
結婚して子供を望んでいたけどなかなかできなかった。不安もあったけど早く子供が欲しかったので病院に行ったら人工授精をすることに。人工授精をすれば妊娠できるものと思っていたけど、結果は何回やってもうまくいかない。
病院の先生からもホルモンの状態などはそんなに異常はないけどね〜と言われ詳しい原因がわからない。でもそれじゃぁなんで妊娠できないの?毎回人工授精の結果に落ち込み、このまま続けて本当に自分は妊娠・出産できるのだろうか・・・
こんなことでお悩みではないですか?
実は人工授精を行ってもなかなかうまくいかないという方は少なくありません。またそのような場合、特に原因が見当たらないことが多く、原因もわからないため手の打ちようがなくそのまま人工授精を繰り返すということが多いです。
しかし、それだけではなかなかいい結果を得ることができないのです。それはなぜかというと今のあなたの体が妊娠しづらいという体質だからです!
今回は人工授精がなかなかうまくいかない原因である体質とはどのようなものか、そしてそれを改善するためにはどうしたらいいのかを、あなたにお伝えしたいと思います。
そしてこのブログがあなたの妊娠・出産したいという願いを叶えるために、少しでも力になれればと思いますので、ぜひ最後まで読んでください。
人工授精とは
人工授精とは一言で言うと、採取した精子を人の手で子宮の奥に入れる治療方法のことです。通常性行為によって射精された精子のスタート位置は膣となりますが、人工授精の場合スタートが子宮内となるため、より卵子との距離が縮まることで妊娠する確率が上がります。
どのような方が人工授精を受けた方がいいのかと言うと
・精子減少症や精子無力症などで精子の数や運動率が低下している場合
・子宮頸管に何らかのトラブルがあって精子が通りにくくなっている状態の場合
・女性の体が精子を異物として認識し、反応してしまう抗精子抗体が陽性の場合
です。
以上の三つの条件に当てはまる場合は、自然妊娠を望んでタイミングを図るよりも、人工授精を受けることによりなるべく精子が卵子に出会う確率を上げてあげることが、何よりあなたが妊娠するための近道となります。
ちなみに人工授精によって妊娠する確率は平均して約10%前後と言われています。タイミングを図った時の一回あたりの妊娠する確率が3〜5%と言われているので、多少妊娠する確率は上がると言えますが、飛躍的に確率が上がるというわけではありません。
人工授精を5〜6回行っても妊娠しない場合は、そのまま人工授精を続けても妊娠することは難しいです。その場合、次のステップとして体外受精を行うことがありますが、原因は人によって様々なのでそのような治療を行っていくかはお医者さんと相談して決めることをお勧めします。
原因は妊娠しづらいという「体質」
では、ここからが本題です。人工授精がどのようなものなのかは少し理解できたでしょうか?そして人工授精を行ってもなかなか妊娠しないケースがもちろんあるということも、理解していただけたと思います。
5〜6回人工授精をしても妊娠しなかった場合は体外受精を行うことになりますが、体外受精となると費用もかかるし体外受精自体にも、少し抵抗があると感じる方も少なくないと思います。できれば人工授精で無事妊娠したいですよね。
なぜ人工授精でタイミング療法よりも確率は上がっているはずなのに、何回しても妊娠しないのかというと、それは今のあなたの体質がよくないからなのです。
体質的に妊娠しづらい体質であるために、そもそもの平均的な妊娠する確率ではないので、なかなか妊娠しないという状態になってしまっているのです。
具体的に言えば、人工授精の平均的な妊娠確率は10%前後と言われていますが、体質が悪い状態だと妊娠確率は10%にも満たず、2〜3%に落ち込んでいるという場合もあるのです。
ですからまず体質を改善してあげて、低下してしまった妊娠確率を平均的な確率まで回復させる必要があります。どうせ人工授精をするなら、最大限その確率を発揮できる状態で治療に取り組んだ方がいいですよね?
今人工授精を繰り返していてもなかなか妊娠しないで悩んでいる人は、まず体質から整えていきましょう!
妊娠しやすい体質になるためには
では妊娠しやすい体質とはどのような状態でしょうか。大まかに話すと以下の2点が妊娠しやすい体質において、重要な要素となります。
・全身の血流がいい状態
・体が温かい状態
この二つの条件をクリアすることで、あなたの体質は妊娠しやすい体質へと変わっていきます。
そしてこの条件をクリアするために重要なことはあなたの生活習慣にあります。簡単にいうと食事と運動と睡眠です。これらの習慣があなたの体質をいい状態にするか、悪い状態にするかを決定してしまうのです。
簡単なことからいうと体を冷やしてしまうような食事、冷たい飲み物や食べ物をとっているかどうかです。アイスやお菓子などの甘い食べ物、コーヒー、夏野菜なんかがわかりやすいものです。あなたがもしもこのような食事を定期的にとっている場合は、まずはそこから改善していきましょう。
そして定期的な運動をすることは、全身の血流を改善させるために重要になってきます。一般的には1日30分以上のウォーキングを推奨しているものが多いですが、なかなか1日30分以上のウォーキングを毎日行う時間を作るのは大変ですよね?
実際は毎日する必要はありません。だいたい1日30分のウォーキングを週に3〜4回できたら十分だと思います。一番大事なのは「継続的に行うこと」なので、自分が継続的に続けられるペースで運動を行いましょう。
最後に睡眠ですが、一般的には8時間寝ましょう!と言われていますが、実際そんなに寝る時間ありませんよね?仕事をしている方もいるでしょうし、家のこともあるしそんなに寝る時間を確保するのは難しいですよね。
実は適度な睡眠時間に詳しい基準はないと言えます。それはなぜかというと個人によって適度な睡眠時間というのは様々だからです。大事なのは朝起きた時にスッキリしているかどうかです。
朝スッキリしていない状態というのは、結局睡眠によって行われるべき内臓や体の回復ができていない状態です。つまりは「睡眠の質が悪い」ということです。
睡眠の質を上げるためには寝室の環境なども影響してきます。寝具は適切かどうか、寝る直前までパソコンや携帯を触っていないか、睡眠時の格好などです。これを改善するためには個人個人に合わせた改善方が必要になるので、もし自分で考えてみてもわからないという方は、一度相談してください。
一見、簡単なことに思うかもしれませんが、実際やっているかと考えてみると難しいですよね。まずは、ここに書いてある簡単なことから始めてみましょう。そしてそれを継続していくことです。
少し長いと感じるかもしれませんが、習慣が体質に変わっていくのには約3ヶ月かかります。安定すればすぐに崩れるということは少ないですが、それまでは多少頑張って体質を作り上げ、安定させる必要があります。
そのような生活習慣が体に身についてくると、全身の循環が良くなり体が温まってきます。そしてそのような状態こそが妊娠しやすい体質であるため、人工授精の確率も最大限発揮され、妊娠しやすい状態になることができます。
あなたがもしも人工授精を繰り返しても妊娠しないと悩んでいるのなら、ぜひ体質を変えるということから始めてみてくださいね。
終わりに
今回は人工授精を何回繰り返しても妊娠できない原因について話をしました。少しでもあなたのお役に立てたでしょうか?
今回は人工授精のことについて書いていきましたが、体質を改善するということはタイミング療法でも体外受精でも必ず必要なことになってきます。
また、今回は簡単な体質改善法についての内容しか書いてないですが、より詳しい妊娠体質になる方法はまた別のブログにも書いてありますので、ぜひ読んでみてください。
そして何か少しでも不安なことや悩んでいることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。あなたが無事に妊娠・出産するために少しでも力になれるように、全力でサポートさせていただきます。
福岡不妊体質改善センター
※お客様の声はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。