不育症は妊娠中の食事が原因かもしれない!?
妊娠陽性の反応が出て、産婦人科に行き、「おめでたですよ!」と言われて、これから妊婦になる、お母さんになる覚悟が出てきます。
最初は月に一回の病院での定期検診。「赤ちゃん前回より大きくなっているかな?」なんて楽しみにしながら病院に受診すると思います。その一方、最初はお腹もポッコリ出ないし、つわりの症状もあるので不安な面もありますよね。
また、流産を繰り返すと自分に自信を持てなくなり、また妊活をする意欲がなくなるなど様々な不安が出てきます。
そんな方は、まず食生活から見直してみて下さい。実は食事が不育症の原因になっているかもしれませんよ。
今回はその不育症に陥りやすい食事について話していきますね。
不育症とはなにか
不育症ですが、妊娠はするけれども、流産、死産や新生児死亡などを繰り返して結果的に子供を持てない場合を言います。
不育症は、流産の手術と子宮内容物を取り出す2回の手術をしないといけません。
これは、突然赤ちゃんを失うショックと苦しみに加え、体も心も傷ついてしまいますので、なかなか立ち直れないことが多いです。
また、不育症の多くは胎児染色体異常を繰り返した群発的流産という分類になります。
このような方の場合は、特別な不妊治療をしなくても次回の妊娠は安定して赤ちゃんが育つ確立が高いく、良好な結果になります。
また、特別な不妊治療が必要な疾患があります。それは、子宮の形がおかしくなっている子宮形態異常や血管に塊ができて循環が悪くなる血栓症のリスクが高まる抗リン脂質抗体症候群という疾患。
染色体の12番目の因子が欠乏する病気などの場合は、治療をしないと赤ちゃんができる体ではないので治療が必要になります。
なぜ不育症に食事が影響するのか
不育症に陥る食事というのは簡単に言うと体を冷やす食事のことです。
おなかに冷たいものが入ってきたらどうなるかわかりますか?
結果として、内臓や生殖器は硬くなって柔軟性がなくなります。そうなると、働きが悪くなって本来持っている役割ができにくくなります。そうなると、頑張って働こうとしてどんどん硬くなり、内臓疲労へと繋がっていきます。
内臓を冷やす食べ物・飲み物
・夏野菜(夏に取れる野菜)
・加糖(果物など)
・砂糖(甘いお菓子)
・乳製品(ヨーグルト、チーズ)
・コーヒー
・紅茶
・緑茶
・そもそも冷たいもの(アイス、生野菜、水)
暖かい季節に取れる野菜、暖かい地域で取れるものは体を冷やす性質を持ちます。
皆さんの食生活はいかがですか?
中には意外なものや、普段好んで摂取しているものもあるかも知れません。
上記のものを「完全に摂取するのをやめてください。」とは言わないですが、日頃から意識していれば、過剰に摂取することは少なくなると思います。
内側から体を冷やして、内臓や生殖器に影響を及ぼし、赤ちゃんが育ちにくい体になっているのです。何も体の機能に問題がなければ、普通に妊娠して、出産までたどり着くことができます。
しかし、王国に来院される患者さんの中には、意外と生活習慣が悪いことで、自分の体も赤ちゃんにも影響を及ぼし、不育症や不妊症などに悩んでいる方が意外と多いです。
まとめ
不育症と普段からの食事が関係していることは結びつきましたか?
妊娠するとつわりで食べられないものが多々出てきますよね。それで、偏った食事を繰り返すことで体に影響していることを話してきました。
中には何回も流産や死産を繰り返している方もいると思います。
そんな方に少しでも、「これからの妊娠への不安や恐怖感を奪回してほしい!」と思い、ここまで書いてきました。
もし、あなたが不育症で悩んでいるなら、食事に気をつけてみてください。
次に妊娠したときに、結果が変わってくるかもしれませんよ。
もし、分からないことや質問がある際はいつでもご連絡くださいね。
※お客様の声はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。