卵子の減少はある年齢前後で急に早くなる!!
卵子について
卵子の数は、閉経まで少しずつ減少していくわけではありません。「妊娠にはタイムリミットがあるから急いでください。」とみなさんを焦らすのも、年齢が上がるにつれて卵子が減るスピードが速くなってくるからです。
生理が始まってしばらくすると、卵子は妊娠の準備に入っていきます。それまで未成熟な卵子を入れた袋である「原始卵胞」は卵巣の中で寝ています。
初めての生理から数年して排卵が起きるようになると、約40万の原始卵胞の中から「今回はあなたの出番ですよ」と1日に30個、生理1周期に1000個が眠りから覚めて、成熟した卵胞になる為に細胞分裂を始めます。
原始卵胞が目覚めてから排卵にいたるまでの期間は、200~500日といわれています。ただ卵胞が“体内環境の影響を強く受ける”のは排卵の3ヶ月前からであることが分かっています。
この時期に原始卵胞から2次卵胞に発育し、その女性の脳下垂体という所から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)の影響を受けるようになり、約3ヶ月かけて排卵に向けて発育していくのです。
重要なのはここからです。若いうちは1周期に約1000個のペースで眠りから覚めていた卵子ですが、年齢を重ねていくにつれてだんだん数を調節するコントロールが効かなくなり、卵巣にある原始卵胞が一気に減少していくようになります。
ターニングポイントは平均して37.5歳といわれています。この時期を過ぎると卵子減少のスピードは急激に加速し、やがて残りが1000個以下になると閉経するという流れになっています。
また、40歳になる前に閉経してしまう早期閉経となる遺伝的体質をもっている場合があります。40歳までに卵子がなくなってしまい、閉経してしまう人の数は女性の約100人に1人と、決して他人事ではありません。
生活習慣の見直し
このような卵子が少ない体質の場合、とにかく早い年齢で妊娠することが望ましいわけですが、検査を受けて、自分の体質について早く気づくことによりある程度対処できる場合がこれから妊娠しようと考えている女性たちに伝えたいのですが・・・
遺伝的因子はどうすることも出来ませんが、あえて子どもの卵子を少なくしてしまうような悪い生活習慣は妊娠前から避けてほしいです。
特に気をつけてほしいのが、タバコです。その他に農薬やダイオキシンなどの有害な物質が多量に入った食べ物を食べ続けている、排気ガスで汚染された場所で暮らしていたりすると卵子に影響してきます。
これらの有害物質は、1度体内の入ると分解されにくく、体外に排出されにくいという特徴があり、中には排出されるまでに十数年かかるものもあります。
たとえ妊娠前に体内に入ったものでも、妊娠中、血液や羊水を介して胎児に送られてしまい、出産後は母乳によって赤ちゃんの体内に入ってしまいます。そうなると、赤ちゃんの体に影響して卵子の形成が進まず、死んでしまう卵子が多くなります。
さらに、卵子の数だけではなく、質も悪いものが多くなり、赤ちゃんが男の子だった場合も精子の数が減少してしまうといわれています。妊娠を控えた女性たちにはこのようなことを意識して、健康に気をつけて生活して欲しいです。
まず、「食事・睡眠・運動」この3をバランスよく気をつけて生活する必要があります。特に食事は、冷たいものを好んで摂取して冷えの症状が出て内臓や筋肉を冷やして、妊娠しにくい体になる原因になっていることが多いです。
また、睡眠・運動もしっかり気をつけないと、ホルモンバランスの乱れや体の血液循環機能を弱くして、体に様々な影響を与え、自律神経が乱れて頭痛・吐き気、または疲労が取れないなどの症状が出てきます。
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